中国・四国で見られたテンナンショウ

 今の時期地味ですがテンナンショウの花が各地で見られます。テンナンショウはその姿形から嫌われたり、よく似た種類が多く同定がむつかしいところから敬遠されがちですが、逆にテンナンショウ好きの人も多いようです。私も少し後者の部類に入るのかもしれません。
 当初九州、四国、中国で花探しをする予定でしたが、熊本、大分が地震で大変な状態になっており今回は四国、中国を短縮スケジュールで周ることにしました。今回見られたテンナンショウを紹介します。

【四国】

徳島県で見られたテンナンショウ

ミミガタテンナンショウ?
標高1500メートルくらいのところで見たテンナンショウ。シコクテンナンショウかと思いましたがミミガタテンナンショウミツバテンナンショウのようです。
(SONY α7Ⅱ FE 90mm F2.8 Macro)

イシヅチテンナンショウ?
これも標高1500メートルほどのところで見かけたテンナンショウ。これこそシコクテンナンショウかと思いましたが耳の張り出しがないので違います。まだ時期が早く葉が展開していないので確かなことはいえませんが、インターネットで調べた範囲では、場所、付属体の形状などからイシヅチテンナンショウの可能性があります。
(SONY α7Ⅱ FE 90mm F2.8 Macro)

愛媛県で見られたテンナンショウ

シコクテンンナンショウ
これがまぎれもないシコクテンナンショウです。耳の張り出しは大きいですがミミガタテンナンショウとはだいぶ違います。シコクテンナンショウの大きさは半分ほどと小さく、花は葉の下につきます。また色も褐色でミミガタテンナンショウの赤みの強い色とは違います。
(SONY α7Ⅱ FE 90mm F2.8 Macro)

オモゴウテンナンショウ
シコクテンナンショウに似ていますがこれはオモゴウテンナンショウで、仏炎苞の先端が尾状に長く垂れさがり色もやや緑色を帯びているところが違います。
(SONY α7Ⅱ FE 90mm F2.8 Macro)

アオテンナンショウ
この花を見たときはカラスビシャクかオオハンゲと思いました。でも葉を見るとどちらとも違います。付属体のヒゲが長く伸びているものにはナンゴクウラシマソウやウラシマソウ、シマテンナンショウなどがありますがこれらとは明らかに違います。ヒゲのもとをよく見ると付属体ではなく仏炎苞の先端が長く伸びています。これは明らかにアオテンナンショウです。
(SONY α7Ⅱ FE 90mm F2.8 Macro)

【中国地方】

ナギヒロハテンナンショウ
今回の旅で一番見たたっかテンナンショウでナギヒロハテンナンショウです。昨年このテンナンショウを探しに行き幸運にも見ることができましたが残念ながら既に花は枯れていました。今年は時期を半月以上早く訪れ何とか見ることができました。
(SONY α7Ⅱ FE 90mm F2.8 Macro)

コウライテンナンショウ
これはよく見かけるタイプですが似たものが多くよくわかりません。狭義のマムシグサかコウライテンナンショウでしょうか?
(SONY α7Ⅱ FE 90mm F2.8 Macro)
Zak
Posted byZak

Comments 2

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ミミガタテンナンショウではなくミツバテンナンショウではないでしょうか!?

2019/05/15 (Wed) 16:40
Zak

Zak  

Re: タイトルなし

> ミミガタテンナンショウではなくミツバテンナンショウではないでしょうか!?

ご指摘ありがとうございます。葉がまだ出ていないので迷ったのですが、仏炎苞がミミガタテンナンショウにしては細いのでご指摘通りミツバテンナンショウのようです。
本文訂正させていただきます。

2019/05/17 (Fri) 01:08

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