天人峡のハゴロモホトトギス

 インターネット上ではタマガワホトトギスの仲間として、ハゴロモホトトギスとニッコウホトトギスがあるとされています。それぞれの違いは葉の裏側と子房の毛の有無により分類されます。

              子房の毛    葉の裏面の毛
タマガワホトトギス     無         無
ハゴロモホトトギス     無         有
ニッコウホトトギス     有         有

 これまでタマガワホトトギスとニッコウホトトギスは見ているので、先日北海道へ行ったときにぜひハゴロモホトトギスを見たいと天人峡へ行ってきました。ハゴロモホトトギスの花は見つかりましたが、それらを調べてみると葉の裏や茎には毛があります。では子房の毛はと調べるとほとんどの個体の子房に毛があります。ということは定義からすると天人峡のハゴロモホトトギスは、じつはニッコウホトトギスだということになります。

ハゴロモホトトギス
天人峡のハゴロモホトトギス (SONY α7Ⅱ Makro Planar T* 2/50)

ハゴロモホトトギス
子房の毛 (SONY α7Ⅱ Makro Planar T* 2/50)

 これはどういうことかと図鑑やネットを調べていくと、信頼性が高いと思われる情報や図鑑などにはニッコウホトトギスはタマガワホトトギスの別名となっており、ネット上で言われている子房と葉の裏面に毛があるというニッコウホトトギスは存在せず、葉の裏面や茎に毛があるものをハゴロモホトトギスというのが正しいようです。
 
 つまり、葉や茎の裏面に毛がないものはタマガワホトトギス(=ニッコウホトトギス)、葉や茎に毛があるものはハゴロモホトトギスで、ニッコウホトトギスはタマガワホトトギスの別名で別の種類ではないというのが現状正しい定義のようです。
Zak
Posted byZak

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