タイムラプス撮影用の回転雲台 genie mini

 最近は花の撮影が少なくなり替わってタイムラプスの撮影が多くなってきました。タイムラプス映像の撮影はこれまでの撮影機材だけで撮影ができますし、映像化するソフトもフリーソフトでできますので特に新たに用意する機材は不要です。ところがYuoTubeなどで見るタイムラプス映像はドーリー(スライダー)使って移動しながら撮影したり、パン(水平回転)やチルト(上下回転)を組み合わせて素晴らしい映像に仕上げています。出来たらこんな映像を作りたいなと思いますが、これらの機材はとても高価で数十万円以上します。

 しかし、パンだけなら数千円から数万円でできますので、タイムラプス撮影機材で有名なニュージーランドのSyrp社のgenie miniを購入しました。値段はアマゾンで34,360円、それにカメラと接続するケーブルが2,847円で合計37,207円です。アメリカのB&Hでは送料を含めてもアマゾンより5,000円以上安く買うことができますが、日数の関係と故障時のことを考えてアマゾンにしました。
 
 実際の使用法は三脚にgenie miniをセットし、その上にボール雲台を乗せてカメラを固定します。回転角度や回転速度、撮影間隔などはすべてスマホのアプリで設定します。設定や操作も簡単で特に事前に動かして撮影範囲などを確認できるのでとても便利です。(シャッターはgenie miniのコントローラで設定しgenie miniからの信号で動作しますのでインターバル撮影用のタイマーなどは不要です。)

取付
実際の取り付け例

ただこのような取り付けだとやや不安定で風による影響を受けやすいので、できれば三脚の雲台は外して三脚に直に取り付けるほうがずっと安定します。

取り付け例2

 genie miniは基本的にはパン(水平方向の回転)が目的ですが、横向きに取り付けることによりチルト(上下方向の回転)が可能です。しかしカメラやレンズが重いとかなりきつく締めないと自分の重さで下を向いてしまいますので注意が必要です。

取付例3
チルト(上下方向の回転)の取り付け例

 ただこの方法ではカメラ側に重量が偏ってしまい不安定です。実は専用の金具も販売されていますが値段が13,913円ととても高価です。私は使用しなくなったL-Plateを写真のように取り付けて重量の偏りを減らしています。

取付例4
L-Plateを使ったチルト撮影例。

【追記】
カメラやレンズが重いとお辞儀をしてしまいます。そういった場合は自由雲台が閉まる方向に重いもの(レンズ先端側)を取り付けるとお辞儀はなくなります。写真の向きは自由雲台が緩む方向に荷重がかかるためお辞儀しやすいですが、カメラを反対向き(手前側)に向ければねじが閉まる方向に荷重がかかりお辞儀はしません。

 変則的な方法ですがgenie miniを直角ではなく斜めに取り付けるとセッティングは少し面倒ですが斜め方向のチルト撮影もできます。

取付例5
斜めチルトの取り付け例 (上のようにL-Plateを使って取り付けるほうが重量が偏らず安定します)

 先日genie miniを使って下の映像を撮影してきました。最初の日の出は一番上の不安定な取り付け方法で撮影しましたが朝で風の影響がなかったため映像は安定しています。でも、パンが少し早かったのか、雲と地上が逆方向に動くように見えるせいか目が回ります。

 2番目の丹沢の夕景色は朝と同じ取り付け方法で撮影しましたが風が強くかなり映像にぶれが出ています。三脚のみで固定撮影しているときには全く影響がないほどの風でしたがずいぶんぶれており驚きました。これはgenie miniの上下の取り付け部がコルクでやわらかいため、しっかり締めてもちょっとした風で動いてしまうようです。これはぜひ改善してもらいたいところです。

 最後の富士山方面の夕景色は2番目の三脚に直付けし、パンを極端に遅くして撮影した例です。この時も風が強くこの取り付けでもかなりぶれます。

【genie miniを使ったタイムラプス映像】

Zak
Posted byZak

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