ヘクソカズラ

 今頃から秋にかけ、いたるところで見られるつる性の植物であるヘクソカズラ(屁屎葛)。ひどい名前ですが葉や茎に悪臭があるところからこのような名がつけられました。でも花は結構きれいでサオトメカズラとかヤイトバナという別名もあります。

 このヘクソカズラいたるところで見られますがよく見ると花や葉の形状や特徴はさまざまです。海岸近くで見られる葉に光沢があるハマサオトメカズラ、葉が細いホソバヤイトバナ(コバノヤイトバナ)、花の筒部が細長いツツナガヤイトバナ、花冠の赤い模様が星形のホシガタハマサオトメカズラ、葉に毛が多いビロードヤイトバナ、葉が大きいオオサオトメカズラと実に多くの種類があります。
 さらに葉も小さいものから大きいものまで、形状も細いものから幅広のものまで、葉や茎の毛が多いものから無いものまでとさまざまなものがあり、花との組み合わせはたくさんありすぎ分類できないほどです。

 そんなヘクソカズラの花を近くの林縁で見てきました。2~300メートルほどの道を歩いただけで実に多くのヘクソカズラが見られました。

【ヘクソカズラ】
典型的なヘクソカズラにも葉が細いものからやや幅広まで、毛が多いもの、少ないもの光沢があるものなどといろいろなタイプがありました。

ヘクソカズラ
葉が幅広でやや大きくやや光沢がある。

ヘクソカズラ
葉が細く基部が浅い心形~切型

ヘクソカズラ
葉がとても小さい。

【ツツナガヤイトバナ】
花の筒部が細長いタイプで直径の3倍以上の長さがあり、葉は長卵形で基部が心形のものとされる。

ツツナガヤイトバナ

ツツナガヤイトバナ
葉の長さは10センチ以上と大きい。

ツツナガヤイトバナ
葉が4センチ程度

【オオサオトメカズラ】
葉が大きいもの。

オオサオトメカズラ
葉の大きさは長さ10センチ程度。

オオサオトメカズラ

【ホシザキタイプ】
花冠の中心部の赤い部分が星形で花冠の端まで伸び、筒部の色もやや紅色を帯びる。ただこのタイプの花はハマサオトメカズラに限り種名があるがそのほかには種名がない。

ホシザキタイプ

ホシザキタイプ
筒部がやや紅色を帯びる。

ホシザキタイプ
Zak
Posted byZak

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